稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』 第4回2013/09/15 21:03

稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』 第4回  2013. 9. 8

今回の内容は次のとおりです。
○4つの基本的コードパターン
○V7の代理和音
どちらもぜひジャズを勉強している人にはおなじみの事柄です。このテキストには、なぜこれらのコードパターンがなりたつのか、またなぜ代理和音とすることができるのか、詳細に説明されています。音として感覚的に覚えることはもちろん大事ですが、こうして理論的に理解すれば確実です。また自信をもって応用できます。
このテキストにはたくさん練習問題があり、丁寧に学習すれば本当に多くのことが学べます。稲森先生は「自分で問題を解かないと力がつきませんよ」とおっしゃって、講座では時間的な制限はありますが、宿題も含めほとんどの問題を行っています。時間的に会場で添削することができなかった場合は、自分でチェックできるように解答が用意されています。
次回10月13日は、アンティシペーションとアプローチノートに進みます。〔茂木〕

2013年発表会2013/09/20 22:46

例年、10月に行われるオータムコンサート(イナモリ・メソッド研究会発表会)ですが、今年2013年は早めの9月15日の行いました。会場は昨年同様、世田谷区立烏山区民センターホールです。この日、台風の接近で天気予報では一日雨。強風で電車が止まる可能性もあって心配しましたが、本番がはじまるころにはすっかり晴れあがりました。
この発表会はいろいろな音楽が聴けると、聞きにきてくださった方たちにも好評です。ジャズありポピュラーあり、クラシックあり、楽器もピアノ、フルート、トランペット、サックス、ギター、バイオリンそしてヴォーカルと、いろいろな音楽が楽しめます。3部構成で、出演者も子供からシニアまで、音楽歴もさまざまです。そして第3部は稲森先生のお弟子さんたちの演奏です。演奏家、講師として活動されている方がほとんどなのでさすがに皆さん聴き応えのある演奏でした。
締めくくりは稲森康利先生の演奏です。今秋79歳になられる稲森先生の演奏は気負いもなく、最初の1音から聴く者を音の魅力に引き込んでしまいます。最後に教室講師たち皆で華やかに講師演奏を行いました。ゲスト出演の高橋幹夫〔ドラム〕さん藍澤栄治〔ベース〕さん、毎年ありがとうございます。、
 

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発表会参加者の声
☆ベース、ドラムを聴く余裕がなかったが、アンサンブルは楽しいと感じた。もっと練習してリズムにのれる様な演奏をしたい。
☆来年は今よりスキルアップして演奏したい。
☆ソロよりアンサンブルのほうが、間違っても目立たないのではないかと思った。
☆聴きに来てくれた友人から“堂々とした演奏だった”といわれた。
☆他の人の演奏が聴けて良かった。
☆アレンジが勉強になった。
☆今年はslowの曲だったので、次回はup tempoの曲を弾いてみたい。
☆演奏後、ひとりひとりへのインタビューがお上手で〔中村早智先生〕とても良かった。
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