関門まちかどジャズ at門司港ハーバーデッキ レポート2014/11/11 16:18

関門まちかどジャズ at門司港ハーバーデッキ レポート
2014年10月26日(日)      
レポート:木下進

昨年末、東京から福岡県北九州市若松区に引っ越してきてからジャズを演奏する機会が増え、いつの間にか毎年開催されている、ジャズフェスティバル(関門まちかどジャズ[公式ホームページ]http://www.kanmon-jazz.com/)にゲスト参加が決まっていたのでした。

引っ越してきてから分かったのですが、北九州市若松区は、九州ジャズ発祥の地として知られていて、昔からジャズが盛んな町なのだそうです。

僕がピアノで参加したのは、今年の4月に結成されたMO-J(the Monsters Jazz Band)というバンドです。若松区にあるジャズカフェ、エルエヴァンスで毎月演奏しています。今回のコンセプトは、全てコルトレーンナンバーという事で、他のバンドとは違う感じで臨みました。個人的には、セッティングでうまくいかない事もありましたが、屋外でのジャズライブは初めてで、新鮮でした。

他の出演バンドの中には、熱心にジャズを研究しているバンドもあり、こちらも大変刺激になりました。

トリをつとめる中学生バンドの若松鉄人Jazz Big Band Jr.は、2013年に若松中学校吹奏楽部顧問の村上大五郎先生(http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/marching/journal/what/interview/ 若松中学校赴任以前の記事です)が、選抜メンバーを集めて、結成されたバンドです。
ウイントン・マルサリスのバンドに在席されていたベーシストの中村健吾(http://kengonakamura.com/)(小曽根真http://www.makotoozone.com/jp/top.html)No Name Horsesのメンバー)さんを音楽アドバイザーに迎え、毎年夏には厳しいスケジュールの中、直接指導してくださっています。今年の8月に開催された「18th若松鉄人ジャズ」で、共演した海外トップジャズアーティストたちから大絶賛を受けた急成長中のバンドです。夏のコンサートの時よりたくましくなって、堂々とした演奏でした。お客さんも、どんどん集まって拍手が絶えず、アンコールもあり、大いに盛り上がりました。地域のバックアップも厚く、九州Jazz発祥の地として若松区には歴史(http://www.geocities.jp/music_wakamatsu/about.html)があるので、父兄の皆さんたちにも理解があり、協力に惜しまないといったものを感じました。僕自身も今年の夏から少し、Big Band Jr.の指導員の一人として協力させてもらいました。これからも温かく見守っていきたいと思います。

ハーバーデッキという名の通り、青空と海、船を背景に、 観客と一体となって作り上げた素晴らしいステージでした。

これからも、さらにいい演奏ができるよう、勉強を続けていきたいと思います。

Set List
 MO-J(the Monsters Jazz Band)
 1.Impressions
 2.Say It
 3.Blue Train
 4.Bye Bye Blackbird
 5.Bessie's Blues

若松鉄人Jazz Big Band Jr
 1.聖者の行進
2.月の砂漠
3.Shiny Stocking
 4.Blue Bossa
 5.HOPE
アンコール
5.What a Wonderful World



2014年発表会 オータムコンサート2014/11/11 16:24

去る10月5日、イナモリメソッド研究会発表会「オータム・コンサート」が新宿区の角筈区民ホールで行われました。
角筈区民ホールは久しぶり・・と懐かしい感慨に浸りたいところでしたが、当日は台風が東京を通過したあの週末であり、地下鉄をおりてからの数100メートルの内に足元はぐっしょり。やっとの思いで到着しました。
中では、外の有様が嘘のよう、いつもの藍沢栄治さんのベース、高橋幹夫さんのドラムをバックに、ピアノの生徒さんがリハーサル中でした。しっとりとした美しいバラードを聴きながら、そう、この雰囲気だ、イナモリメソッドの発表会は、と思いました。
1年に1回お会いする、おなじみの生徒さんと挨拶をしつつ、今年は稲森康利先生がご欠席だと聞き、衝撃が。「どうして?」「おかぜみたいだけれど。」・・この前のレッスンのとき、咳こんでいらしたし、心配だなぁ・・と、思いは皆一緒のよう。それに、毎年、発表会の締めの、稲森先生の演奏をとても楽しみにしているだけに、本当に残念に思いましたが、それでも発表会は行われないとなりません。

さて、研究会の小さな生徒さんから、演奏は始まります。かわいい生徒さんの成長の様子を拝見するのも楽しみの一つです。ほほえましい演奏の数々、楽しかったです。とりわけ、トランペットのお姉さんと、ピアノの弟さんのDuoで演奏された「酒とバラの日々」が心に残りました。数年のうちにトランペットソロがとても上達されて、すごかったです。弟さんもサポートばっちりでした。
そして、お兄さんお姉さんの演奏、大人の方の演奏と続いていきます。本格的なクラシックの協奏曲や、ジャズの恨み節の名曲の弾き語りに感激しました。

発表会後半は稲森先生に直接指導を受けている生徒さん達です。私もそのひとりなのですが、開演前のひと時、いつもトークで盛り上がり、(レッスンの様子とか、勉強の進め方とか、長く習われている方に、稲森先生のお若いころのお話を伺ったり・・)おひとり、おひとりを知っている分、手に汗握って聴いてしまう感じがありました。皆さんそれぞれの考え方や、目標があり、演奏によく表れておられました。私は稲森先生のフレーズの流れや、一種の法則的なものをバラードの中で再度、勉強したい!と思い、In A Sentimental Moodを選びました。この場で実演できただけでも、とても勉強になりました。

今回の締めは中村先生のVocal,うえの先生のFlute,池田先生のPiano,そして、ゲストミュージシャンお二人による、One Note Sambaでした!すばらしかったです。稲森先生がお休みでも、今年の発表会が無事終わり、良かったと思いました。その後、先生も回復されたようですよ。そのことに心底ほっとしました・・来年の発表会も楽しみです。

レポート:間島佳代子

間島佳代子ポピュラージャズピアノ教室




稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』第14回2014/11/25 12:06

稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』第14回  2014.11.23

9月、10月と2回休講だった講座がようやく再開しました。思えば前回はクーラーがフル稼働でしたが、11月ともなると暖房が恋しくなります。この間、10月5日に稲森音楽教室とイナモリ・メソッド研究会の発表会がありました。しかし、ちょうどこのころに稲森先生は体調を崩されて、なんと発表会を欠席されたのです。お若い頃からエネルギーあふれる方でしたからこれは前代未聞のことで、生徒の皆さんも驚いて大いに心配しました。肺炎とのことでしたが、1週間で体調は回復し入院生活にすっかり退屈されていました。ご高齢にもかかわらず2週間で退院され、今月半ばからはレッスンを再開されており、ジャズ理論講座も3ヶ月ぶりに開講することができました。

今回の講座内容は「ダブルクロマチックアプローチ」です。すでに学習したクロマチックアプローチを平行移動すればよいのですが、何しろ臨時記号がたくさん生じるので、注意深く記譜しなければなりません。がんばって丁寧に記入したつもりでも、稲森先生に添削していただくとぽろぽろとミスが…そのため課題をこなすのに時間がかかり、今回は3ページしか進みませんでした。しかし、今まで学習してきたテンションの扱いをもう一度確認することができました。Last Rhythmic Attackの処理をするとダブルにトライトーンが生じ、トニックへの進行がより強力になることも再認識しました。
次回はハーモナイズの約束事をさらに学習します。(レポート:茂木)