稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』第14回2014/11/25 12:06

稲森康利ジャズ講座『ジャズ理論』第14回  2014.11.23

9月、10月と2回休講だった講座がようやく再開しました。思えば前回はクーラーがフル稼働でしたが、11月ともなると暖房が恋しくなります。この間、10月5日に稲森音楽教室とイナモリ・メソッド研究会の発表会がありました。しかし、ちょうどこのころに稲森先生は体調を崩されて、なんと発表会を欠席されたのです。お若い頃からエネルギーあふれる方でしたからこれは前代未聞のことで、生徒の皆さんも驚いて大いに心配しました。肺炎とのことでしたが、1週間で体調は回復し入院生活にすっかり退屈されていました。ご高齢にもかかわらず2週間で退院され、今月半ばからはレッスンを再開されており、ジャズ理論講座も3ヶ月ぶりに開講することができました。

今回の講座内容は「ダブルクロマチックアプローチ」です。すでに学習したクロマチックアプローチを平行移動すればよいのですが、何しろ臨時記号がたくさん生じるので、注意深く記譜しなければなりません。がんばって丁寧に記入したつもりでも、稲森先生に添削していただくとぽろぽろとミスが…そのため課題をこなすのに時間がかかり、今回は3ページしか進みませんでした。しかし、今まで学習してきたテンションの扱いをもう一度確認することができました。Last Rhythmic Attackの処理をするとダブルにトライトーンが生じ、トニックへの進行がより強力になることも再認識しました。
次回はハーモナイズの約束事をさらに学習します。(レポート:茂木)









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