The Jazz Piano Book 第9回2010/10/30 11:34

稲森康利ジャズピアノ講座
ザ・ジャズピアノ・ブック 第9回   2010.10.24

今回はChapter12「So What Chod」とChapter13「4thコード」を学習しました。いよいよモダンジャズハーモニーの核心に触れることになります。

So What Chodは、マイルス・デイビスが「So What」をレコーディングするとき、ビル・エバンスが弾いたヴォイシングです。この本では、So What Chodをマイナーセブンスコードだけでなく、ダイアトニックスケール上に展開して考察しています。
So What Chodも、4thコードの一種といえるわけですが、4thコードを学習する前に、特にSo What Chodを取り上げているところにもまず実際の音から解きおこしていく著者の姿勢を強く感じました。

4thコードとポリコードについては、われわれは稲森先生の「リードシート奏法vol.4」で、さらに具体的に、実際の楽曲にあたってこれらの技法を練習できるようになりました。ほんとうにありがたいことです。

今回は4thコードの途中、P.106まで。次回,はこのつづきからChapter14「アッパーストラクチャー」にはいります。

(文:茂木) 

★リードシート奏法 Vol.4 ¥2,310(税込) 稲森康利 著  中央アート出版社

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