[Jazz on Youtube]“Duke Ellington - Take The A Train” ― 2011/09/07 12:40
“Take The A Train” デューク・エリントン楽団
http://www.youtube.com/watch?v=1ggcQk67Mco&feature=player_embedded
この“A”トレインは、マンハッタンでは誰でもが利用している路線です。ニューヨーク州都市交通局がマンハッタンを縦横無尽に走る地下鉄とバスで、人々の足を支えています。
A~S、1~7の26路線が主に縦に伸びており、横の軸をバスがつなげているようなイメージです。これらが1枚の安いチケットで乗り放題。24時間移動が可能です。ただし、よく止まる。いきなり止まることもあって、夜中に帰宅しようとしていた私は乗り継ぎをするため、ハーレムひとり歩きをしなくちゃならなかった経験があります。また、休日に急に路線が変わっちゃう。いつもの電車に乗ったらぜんぜん違うところに行っちゃったなんてこともあります。
さて、この“Take The A Train”はデューク・エリントン楽団の作・編曲家でもあるビリー・ストレイホーンが、デューク・エリントンの依頼によって書いたもの。1939年の作品で、当時詞はついていませんでした。デューク・エリントンの曲にはよくあるのですが、後から詞をつけるので、歌手にとっては難曲になることがあります。作詞はJoya Sherril。
ハーレムは乗り換えには案外便利なところで、昼間の大通りの一人歩きは問題がないのでお勧めです(ただし夜中はやめましょう)。シュガーヒルとは高級住宅地でアポロシアターなどもあります。ちなみにデューク・エリントンは長年、ハーレムのコットン・クラブで彼の楽団とともに活動し、テレビ・ラジオに出演していました。彼のホームグラウンドでもあり、多くのジャズが生まれた場所でもあります。
この映像はテレビのようですが、めずらしくビリー・ストレイホーン本人が映っています。“Take The A Train”というと、エラ・フィッツジェラルドでもっとも有名ですが、ここではなんとウッドベースの弾き語りを見ることができます。ちょっとオペラチックな…とエリントンも言っていますが、歌うのはアーニー・シェパード。
文:池田みどり
http://www.youtube.com/watch?v=1ggcQk67Mco&feature=player_embedded
この“A”トレインは、マンハッタンでは誰でもが利用している路線です。ニューヨーク州都市交通局がマンハッタンを縦横無尽に走る地下鉄とバスで、人々の足を支えています。
A~S、1~7の26路線が主に縦に伸びており、横の軸をバスがつなげているようなイメージです。これらが1枚の安いチケットで乗り放題。24時間移動が可能です。ただし、よく止まる。いきなり止まることもあって、夜中に帰宅しようとしていた私は乗り継ぎをするため、ハーレムひとり歩きをしなくちゃならなかった経験があります。また、休日に急に路線が変わっちゃう。いつもの電車に乗ったらぜんぜん違うところに行っちゃったなんてこともあります。
さて、この“Take The A Train”はデューク・エリントン楽団の作・編曲家でもあるビリー・ストレイホーンが、デューク・エリントンの依頼によって書いたもの。1939年の作品で、当時詞はついていませんでした。デューク・エリントンの曲にはよくあるのですが、後から詞をつけるので、歌手にとっては難曲になることがあります。作詞はJoya Sherril。
ハーレムは乗り換えには案外便利なところで、昼間の大通りの一人歩きは問題がないのでお勧めです(ただし夜中はやめましょう)。シュガーヒルとは高級住宅地でアポロシアターなどもあります。ちなみにデューク・エリントンは長年、ハーレムのコットン・クラブで彼の楽団とともに活動し、テレビ・ラジオに出演していました。彼のホームグラウンドでもあり、多くのジャズが生まれた場所でもあります。
この映像はテレビのようですが、めずらしくビリー・ストレイホーン本人が映っています。“Take The A Train”というと、エラ・フィッツジェラルドでもっとも有名ですが、ここではなんとウッドベースの弾き語りを見ることができます。ちょっとオペラチックな…とエリントンも言っていますが、歌うのはアーニー・シェパード。
文:池田みどり
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