2025.8.17 勉強会 ― 2025/08/19 11:22

今回の勉強会は、2025年8月17日20時から、Zoomで開催しました。
勉強会は支部、センター教室の方たちが集まり、交代で3か月ごとに研究したテーマを発表しています。
今回は伊藤幸治さん、深町善久さん、間島佳代子さんが参加し、茂木がImprovisation Worksop Duke Ellington から「Take The 'A'Train」を取り上げ、次のような内容について考察しました。

・このアレンジの構成と稲森康利先生によるハーモニゼーション
・イントロのコード進行「Ⅱ7-Ⅰ」について
・Ⅱ7に使用するスケールとその理論的な背景

次回は11月に行う予定です。

茂木千加子

九州支部 Workshop vol.2 ― 2025/05/31 16:01

5月24日(土)14時から九州支部第2回ワークショップを飯塚市B-spotにて開催しました。
今回は、会員木下さんと上野さんそして私の3名と、サポートに当会理事であった松宮先生の息子さんでドラムの央さんとベースの田代さんの2名、またセッション参加者として4名(Sax⑴,Dr(1),Vo.(2))の計9名で行われました。

九州支部Workshop2チラシ

木下さんの講義では、稲森先生が尊敬されていた武満徹さんの楽曲「3月のうた」を題材とし、これは映画<最後の審判> の主題歌で画中でジャズバラードとして流れている曲です。これを木下さんが更にアレンジし詳細資料のもと分析・解説がなされました。
アドリブ部では稲森先生のフレーズ他も使われ素晴らしいアレンジがなされ、解説後にはそれを使ったトリオ演奏が聴けました。

木下さんは稲森先生から直接レッスンを受けられた方で、レッスンの中で先生から「覚えたフレーズは、とにかく使うことだね(編曲や練習・演奏等いろんなことで)。そうしないとアドリブする時に出てこないから」とよく仰っていたとの事です。

その後、会員による”課題曲(Moritat)"と"自由曲"の2曲を各自演奏しました。
特に上野さんの課題曲演奏では、曲自体が単調であるためBb-B-Cと転調され興味深い演奏でした。「前回もそうだったが、課題曲があると演奏者によって違う解釈だったり工夫がみえて刺激になる」との感想もあり、課題曲に対し色んな視点で考えられる力をつけ、今後もそれを情報共有しレベルアップしていきたいものです。
九州ws2

その後、セッションとなり有意義な時間を過ごす事が出来ました。

(九州支部長 深町善久)


表現法講座第5回 ― 2025/05/20 11:54

表現法講座第5回総合偏を5月11日(日)15時30分からZoomで開催しました。
昨年9月より行ってきた表現法講座ですが、今回は最終回なので稲森訓敏先生に今まで学習した内容をまとめてもう一度、解説していただきました。受講者はオンライン6名、録画視聴3名、合計9名でした。

①フレージング表紙の訂正
②3つのアクセント
③ニュアンス(強弱と抑揚ライン)

リードシート奏法②より「モア」を取り上げ、上記の内容をピアノの音で確認しながら進めました。稲森訓敏先生は大病された後、右手が不自由になられたため、ピアノ演奏は茂木が務めました。
後半は、第1回から受講された2名の方が、各々リードシート奏法①②から選んだ「ミスターロンリー」と「シェルブールの雨傘」を自らリュシーメソッドで分析し、演奏して先生にご助言をいただきました。緻密で繊細な楽曲理解を要する高度なご指摘でした。感覚的な処理でおわらずに、学習した内容を活用してさらに磨きをかけ魅力的な演奏に仕上げたいものです。

東京本部室長 茂木千加子


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「リードシート奏法①②」(稲森康利著)は、クラシックピアノを勉強してきた方たちが、コードとメロディーだけの一段譜(リードシート)で演奏できるようになるための教本です。演奏の仕事にも即、使える内容で、おしゃれなエンディングやデッドスポットも掲載されています。
 「リードシート奏法①」
 「リードシート奏法②」
レポート
第1回表現法講座
第2回表現法講座

リュシーメソッドについて
http://inamorimethod.asablo.jp/blog/2024/08/30/9713199
リュシーメソッド第2回公開講座(2018年)
リュシーメソッド第3回公開講座 (2018年)

2025.3.2 勉強会 Bluesについて ― 2025/03/13 10:45

3月2日(日)15時30分~ Zoomで開催
テーマ:「Blues」 
発 表:深町 善久

今回の勉強会の内容は、昨年10月九州支部懇親会の際に発表したものに少し加筆したものである。
ジャズにおける「Blues」は単なる音楽の一形式にとどまらず、ジャズの歴史と発展において欠かせないものと考えられ、一旦原点に立ち返り改めて認識を深めるためまとめてみた。

「Blues」は、17世紀~18世紀に行われていた奴隷制度によりアフリカからアメリカへ連れられて来られた奴隷たちが、幾多の苦労の中で当時の黒人たちが彼らの存在への戦いの中でつくりだした音楽であり、それが生まれるに至った歴史的背景、そしてその基本的なコード進行を示し、 Charlie Parker出現以降Soloでのフレージングの選択肢を増やすため考えられたコード進行(細分化・複雑化)、そのコードとフレーズの関係、初めてアドリブを学習する人に対して稲森先生著書「Improvisation Workshop ”First Step (F/Bb Blues)” 」の中で示された一つのスケールMinor Pentatonic Scaleを使用した学習法、およびバッキング例を示した。

また実際の演奏としてRed GarlandのCD「Groovy」収録曲 ”C Jam Blues” を提示し、アドリブ手法を確認した。(稲森先生の「Contemporary Jazz Piano 2 “ イントロ & エンディングの技法 ”」にもアドリブ全編トランスクライブされたものが掲載されている) 最後に、日頃使用している楽譜『ジャズスタンダードバイブル』(黒本:著者 納 浩一 氏)に掲載の Blues曲を表にし、各曲がどのコード進行で作られているのか提示した。

あのHank Jones氏から習われた参加者の阪田さん(大阪教室)は、氏から「「Blues」を演奏するには歴史的背景も知る必要がある」と言われたらしく、今回それも含めて発表でき間接的に褒められた気分になり嬉しかった。また普段「Blues」のアドリブでは基本的な進行で演奏されることが多いが、アドリブ中盤以降で今回提示した細分化・複雑化したコード進行を使用する事で盛上げと緊張感を生み、今後自分の演奏に使用してゆこうと思った。

深町 善久(九州支部長)



表現法講座第4回 ― 2025/02/24 16:23

表現法講座 第4回
ポピュラーピアノにおける効果的なメロディーの歌い方
ーリュシーメソッドの表現法則を用いてー

稲森訓敏(いなもりのりとし)先生による表現法Zoom講座 第4回は、2月23日(日)15時30分から開催しました。

今回のテーマは次の2つ。
・パセティック・アクセント
 本来の調やアクセントの規則性を破壊する音で、強いアクセントをもつ。
・ニュアンス
 フレーズの構造によって生じる強弱。

この講座で使用している教本「リードシート奏法①②」には、オリジナル譜がリードシートの形で掲載されています。この中から「パセティックアクセント」や「ニュアンス」の事象がみられる曲を選び、実際にピアノで音を出して確認しました。今回は茂木がピアノを担当しました。
クラシックと違って、ポピュラーピアノはオリジナル譜どおりには演奏されないことが多々あります。「リードシート奏法①②」には、著者、稲森康利先生によりポピュラーピアノスタイルでよく行われる形を示した譜例も掲載されています。
しかし今回の講座では、オリジナル譜から読み取れる音の事象に焦点をあて、先生に説明していただきました。

次回は、今まで4回にわたり学んだ内容をまとめ、実際に曲に応用します。
日程が決まりましたらお知らせします。ぜひご参加ください。

<受講者の感想>
今回の内容は、前回までの3回に比べとてもわかりやすく、心に入ってきた。
明日からさっそく意識して演奏しようと思った。
ピアノ演奏も(説明にそって)わかりやすく弾いていただいた。

レポート:茂木千加子(東京本部)


◆「ポピュラーピアノにおける効果的なメロディーの歌い方講座」
第1回から第4回までの録画・資料をお届けします。
ご希望の方は研究会にご連絡ください。4回分3,300円(税込)
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リードシート奏法①②(稲森康利著)は、クラシックピアノを勉強してきた方たちが、コードとメロディーだけの一段譜(リードシート)で演奏できるようになるための教本です。演奏の仕事にも即、使えるおしゃれなエンディングやデッドスポットも掲載されています。
 「リードシート奏法①」
 「リードシート奏法②」
レポート
第1回表現法講座
第2回表現法講座
第3回現法講座

リュシーメソッドについて
http://inamorimethod.asablo.jp/blog/2024/08/30/9713199
リュシーメソッド第2回公開講座(2018年)
リュシーメソッド第3回公開講座 (2018年)