6月から再開2020/06/05 15:07

新型コロナウイルス対策として、研究会はオフィスを4月はじめから2か月間閉じ、その間、テレワーク状態でしたが、6月1日より再開しました。
お問合せ受付、教材のご注文など通常どおりご利用いただけます。

Standard Album 曲目一覧2019/07/01 21:22

稲森康利先生がアレンジしたスタンダード曲の一覧表ができました。
曲名、アドリブ譜の有無、曲集のタイトルと掲載ページなどがまとめられていて便利です。ここではJPEG画像で掲載しますが、Excell ファイルも入手できます。ご希望の方は研究会へ(inamorimethod@gmail.com)。Excellファイル なら曲目検索もできます。
StandardAlbum一覧1
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StandardAlbum一覧2
                                                                                  作成: 木下 進 


吉開社長を悼む2016/12/30 17:42

12月15日、中央アート出版社の吉開狭手臣社長が亡くなりました。
文化的な貢献こそ出版の使命であるという強い信念を持った方でした。
その信念を持って稲森康利先生の著書をたくさん世に出してくださいました。稲森先生と吉開社長の出会いがあってこそ、我々はイナモリ・メソッドによる上質な情報を豊富に得ることができるようになったのです。
中央アート出版社が最初に出版した稲森先生の著作は「ポピュラー・ピアノ・スタディVol.1」(1982年1月)です。実はこの原稿は稲森先生が他の出版社から「ポピュラーピアノ教本を書いてほしい」という依頼を受けて執筆したものでした。40代半ばだった稲森先生は、そのころの日本にはなかった充実した内容のポピュラーピアノ教本にしようと熱意をもって執筆し、原稿の山を出版社に持ち込んだところ、担当編集者は「いやいや、こんなに厚い本ははいらないのです」といい、親指と人差し指の間をほんの少し開いて「こんなものでいいんです」といって出版を断ったそうです。そこで稲森先生は中央アートにこの原稿を持ち込みました。すると吉開社長は即座に「うちはこういうしっかりした本がほしかったのです」と言い、この山のような原稿は「ポピュラー・ピアノ・スタディVol.1」「ポピュラー・ピアノ・スタディVol.2」となりました。
それから30年、稲森康利先生の著作は多い時には年に4~5冊出た時期もあり、120冊に及ぶ著作が生まれました。ジャズ、ポピュラー音楽を学ぶ人たちが受けた恩恵は計り知れないものがあります。
吉開社長のご冥福をお祈りするとともに、そのご努力の成果が実りある形で引き継がれていくように、会員の皆様とともに力を尽くしていきたいと思います。
(茂木千加子)

東日本大震災募金のご報告2011/05/27 02:48

東日本大震災募金のご報告

イナモリ・メソッド研究会は、3月下旬より東日本大震災募金を行いました。4月30日まで東京本部教室に募金箱を設置、その後もお振込による募金もあり、5月26日に総額27,585円を日本赤十字社に送金しました。皆様、ご協力ありがとうございました。
厳しい日々を過ごされている被災された方々が、少しでもよい状態で生活されますように。一日も早く復興が叶いますように。

東京本部 茂木

音楽を地域貢献活動に2011/04/15 03:14

 2008年11月6日にリリースしたファーストアルバム”Time He Gave Me"は、現在も、横浜市民放送ネットワークの各市民放送局などでBGMに採用されています。

 このアルバムを制作する際、著作権について考えた上、自分の作曲した楽曲については、JASRACへの使用料権利委託をしませんでした。印税をいただくよりは、より多くの方々に利用していただき広く知っていただくことを優先しました。

 このたびは、「神奈川子ども未来ファンド」の、企業への地域貢献活動を支援、よびかけるムービーでも、BGMにこのアルバムが採用されました。「神奈川子ども未来ファンド」は、子ども・若者・子育てに関わる人々・NPOなどをつなぎ、財政支援をしています。このように音楽を通して地域に貢献できることを、光栄に思っています。

 2007年10月13日に出版された著書「神さまにはプランがある」(写真:ラリー・ニフィング/カゼット出版)をきっかけに、作りためていたオリジナル曲をレコーディングすることを考えました。どうせなら、ニューヨークで現地のミュージシャンとレコーディングしようと、まあ、無茶なことを計画したのですが、3カ月の滞在中、ニューヨークに住む日本人たち方々の温かいサポートを得て、すばらしい体験をすることができました。特にニューヨークで活躍する医療ネットワーク”JAMSNET"(ジャムズネット)の活動に参加したことで、帰国後も東京支部の立ち上げをお手伝いし、多くの会員の方々のご賛同を得ております。

 音楽をきっかけに、地域に、あるいは国境を跨ぐ方々の健康や安心に貢献できることを、幸せに思っております。

 東日本大震災で被災地である福島・いわきに在住している友人シンガーは、4匹のペットたちとともに、我が家に滞在しています。原発事故の今後からは目が離せない状況ですが、被災され家を無くした方からは、「こんな時だからこそ音楽が大切だとしみじみ思います」というメッセージをいただいています。

 『音楽には力がある』…私はそう、信じています。

 ※ムービーリンク:”企業の地域貢献活動にむけて ~子ども・若者支援、子育て支援NPOをパートナーに~”
 http://www.kodomofund.com/portal/tocomp.html 
 ※池田みどりホームページ http://www.hi-ho.ne.jp/~midopi/

文:池田みどり