九州支部懇親会~ジャズキッズ①活用法2023/09/12 11:04

イナモリ・メソッド研究会九州支部では、9月2日(土)飯塚市「B-Spot」において2年振りに対面形式での懇親会を行った。松宮先生はじめ6名の参加があり、「ジャズキッズ① 活用法」として事前本部説明会を受けられた上野いずみさんによる伝達勉強会を行った。 

 当テキストは小学校3年生くらいから弾けるジャズピアノ楽譜となっており、ピアノ経験浅い大人の方までジャズサウンドを弾く、または聴くことができる今までになかった教材で、当日は「ジャズキッズ①」全巻の構成と学習の進め方、またイナモリ・メソッドの中での位置づけなどが聞けた。
また、別売の稲森先生演奏のmp3音源を活用する事で、楽譜に慣れていない子供も楽しめ、譜面からは得られないニュアンスや雰囲気をつかむ事ができるようになっている。更にコードを鍵盤上で理解し記憶する方法が示されており、子供たちがジャズ演奏に親しみまたそれによる上達を願う稲森先生のお気持ちも見えてきた。

 これからジャズピアノ学習を始めるに最適なまた画期的なテキストであると同時に、小学生を受け持つ多くのピアノの先生がこれを活用する事で、ジャズに親しむ子供が増え、更には教える上での幅(レパートリー)も増えるものと強く感じた。

深町善久


ImprovisaitonWorkshop BossaNovas①2023/08/14 17:37

グレード審査勉強会 2023年8月11日(金・祝)15時30分からZoomで開催。

今回は「ImprovisaitonWorkshop  BossaNovas①」の5曲(The Girl From Ipanema,Quiet Nights of Quiet Stars,How Insensitive,Jazz ‘N‘ Samba,Wave)についてアレンジ分析を行った。
中でもアッパーストラクチャの使い方、デッドスポットの処理(主に♯11→5)、10度の伴奏音型の発展形などに注目し、それらを応用して‘Meditation‘のテーマのアレンジを試みた。

「ジャズキッズ①説明会」を開催しました2023/07/31 21:29

「ジャズキッズ①」の説明会を7月29日(土)にzoomで開催しました。
この本は、2011年3月の発売以来、多くの教室で使われてきました。出版の都合で入手できない期間もありましたが、昨年12月からはダウンロード版の発行を開始しました。

今回の説明会は、この教本をこれからどんどん活用していただきたい講師のかたたちにご参加いただきました。

ジャズキッズ①は、小学生もあまりピアノ経験のない大人の方もジャズ演奏ができる教本です。音源付きなので、まず模範演奏と一緒に練習し、弾けるようになったらドラム・ベースと合わせて演奏を楽しめます。
また、巻末にジャズ演奏に欠かせない知識が掲載されていて、コードや音程を鍵盤上で習得できるようになっているのもこの教本の特徴です。

説明会では、この本の使用法の説明のほか、すでに教本を活用されている方たちからどのように使用されているかお話を聞かせていただきました。
それぞれの教室の状況により、いろいろな使い方ができる可能性があるのもこの教本の魅力です。

        ↓ 著者の稲森康利先生とジャズキッズ①➁


教室のブログやホームページにジャズキッズ①紹介動画を貼り、生徒募集にお役立てください。 ジャズキッズ①紹介動画

お問い合わせ
inamorimethod@gmail.com
070-5550‐6737

アナライズとリハモナイズ2023/05/28 16:13

グレード審査勉強会 2023年5月7日(日)15時30分からZoomで開催。

今回の勉強会のテーマは、「アナライズとリハーモナイズ」。

アナライズについては、小山大宣の「Jazz Theory Workshop初級編」に取り上げられている内容を検討した。
この本はマイナーkeyのダイアトニックコードをまとめて詳しく解説していることに注目し、最後に巻末のMistyアレンジ譜の分析内容を検討した。

リハーモナイズについては、稲森康利先生の著書ImprovisaitonWorkshop D.Ellingtonから「In A Sentimental Mood」を取り上げて、リハーモナイズのさまざまな可能性を検討した。

◆使用した参考資料
「ImprovisaitonWorkshop Duje Ellington 」稲森康利著
「Jazz Theory Workshop初級編」小山大宣著


セロニアス・モンクについて2023/02/10 17:36

グレード審査勉強会 2023年2月5日(日)15時30分からZoomで開催。

今回は、セロニアス・モンクの演奏について、主に「ブルースブルースvol.1」を使用して検討した。♭5やホールトーンスケール、2度音程の多用など、彼の個性的な演奏内容を「Ba-Lue-Bolivar Ba-Lues-Are」のコピー譜によって確認した。また、YouTubeに掲載されているモンクの演奏を数曲、zoomの共有を使って実際に聴きながら検討できた。

◆使用した参考資料
「ブルースブルースvol.1」稲森康利著 
「The Jazz Theory Book」マーク・レビン著