会報第2号2017/08/08 18:43

会報第2号を発行しました。
7月半ばに研究会のFacebookページを開設したので、そのお知らせを掲載しています。
紙上講座、稲森訓敏先生の「ポピュラーピアノをより音楽的に弾くために第2回」は「フレージングができるようになる(2)」です。女性終止の例外について。そしてフレーズの中に存在する小さな音型グループ、セクションについて。
森健氏による「やさしく弾けるピアノアレンジ」は「サマータイム」。より発展的に弾く方法も掲載されています。
次回は11月初旬発行予定です。
会報第2号
会報はイナモリ・メソッド研究会会員に年4回送付されます。
入会方法は コチラ

第2回リュシーメソッド発表会2017/05/19 23:32

513日(土)杉並公会堂小ホールで第2回リュシーメソッド演奏発表会が行われた。今回は、ピアノのほかにクラリネットや声楽の演奏もあった。この発表会の出演者はすでに楽器に習熟している方たちばかりだ。発表会の定番、ショパンの子犬のワルツや華麗なる大円舞曲も楽しめた。ショパンのノクターン、スカルラッティのソナタは弱音ペダルを効果的に使い音量や音色を変化させて表情豊かに演奏されていた。バッハのイタリア協奏曲やパルティータ第4番は、自然なルバートと強弱がつけられていて心地よく、最後まであきさせなかった。バッハの時代のチェンバロの演奏をピアノでなぞるより、楽曲が本来持っているものを「現代のピアノ」で表現するほうが健全だと思った。

最後に、稲森訓敏先生の指揮で女声合唱団《三唱(さぶしょう)》が、「水のいのち」(作曲:高田三郎、作詞:高野喜久雄)から「雨」「川」「海よ」の3曲を歌った。出だしのピアニシモがなんとも美しかった。超微粒子のミストがただようような感じといったらいいだろうか。また、プログラムと一緒に歌詞も配られたが、読むだけではわかりにくかった部分が、音となったとたんにスッと理解できたという貴重な体験もした。かつて国立音大には高田三郎先生が指導される高田三郎混声合唱団があり、稲森訓敏先生もテノールと指揮で参加されていた。そして6年前、そのメンバーだった7人が中心となって《三唱》を結成し、水戸、秩父、福島、横浜などからも月1回の練習に参加して高田三郎作品を演奏しているということだ。

リュシーメソッドはクラシック音楽の表現法だが、ポピュラー音楽の演奏にも共通事項が多い。訓敏先生に、5月よりイナモリ・メソッド研究会の会報に紙上講座をお願いした。ポピュラーやジャズに取り組む我々も、漠然と感覚的に行っていたことが、表現の技法として明瞭にとらえられるようになることと大いに期待している。(茂木千加子)

 

 

 

 



会報第1号を発行しました2017/05/18 10:37

1991年春から発行してきたイナモリ・メソッド研究会ニュースレターをリニューアルし、イナモリ・メソッド研究会会報第1号を発行しました。紙上講座やアレンジ譜などを掲載してお届けします。
今回より連載で音楽表現法研究家の稲森訓敏先生とジャズピアニスト森健さんにご執筆いただきます。
☆「ポピュラーピアノをより音楽的に弾くために」第1回フレージングができるようになる
クラシック音楽の表現法メソッドであるリュシーメソッドをポピュラーピアノに応用して解説していただきます。
☆「やさしく弾けるピアノアレンジ」Someone To Watch Over Me
ピアノ経験があまりない人でもジャズのハーモニーを楽しめるアレンジです。さらに発展的に演奏する方法も示され、その技法がよく理解できるイナモリ・メソッドの教材も紹介されています。
会報第1号
会報はイナモリ・メソッド研究会会員に年4回送付されます。
入会方法は コチラ

稲森康利先生を偲んで2016/10/12 20:35

稲森康利先生が亡くなって早くも一年、10月29日は先生の一周忌です。
稲森音楽教室におけるご指導は35年以上にわたり、
多くの音楽家が巣立ち、活躍されています。
以下は、最近のメールやブログに寄せられた先生を偲ぶメッセージです。
稲森先生の著作は、執筆から20年。30年、40年を経ても、弟子たちに
先生の音楽を伝え続けていると改めて感じます。

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☆森田 遊(平塚市 作曲家・ピアニスト
稲森康利先生が昨年10月に亡くなってた。
ショックだった
もう一度逢いたかった
先生に御礼が言いたかった
今の俺があるのは かろうじて ピアノの仕事が出きるのは 稲森先生のお陰です
本当にありがとうございましたと……………

私は よく可愛がってもらい
レッスン後 ご飯食べに連れていってくれたし パチンコもし

先生のアレンジした譜面弾く時は 先生の事を思い出しながら
今は 大事に大事にピアノを弾かせてもらっている
先生の魂がこもった音楽を弾く度に
今は 先生の茶目っ気たっぷりな
そして真剣な眼差しが 思い浮かんでしょうがない…
稲森康利先生 本当にお世話になりました
先生の事を思い出しながら ピアノをこれからいつも弾いて行きます。
http://ameblo.jp/moritayou/entry-12125190037.html
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☆木下有子(藤沢市 ジャズ・ピアニスト/オルガニスト アレンジャー)
最近先生の訃報を知り、大変驚いた次第です。
子育てでしばらくブランクがありながらも
今はまた指導、演奏活動の日々を送っています。

いろいろなアレンジ出版物はありますが、
ハーモニーなどの音楽的センスのしっくりくるものは
なかなかなく、私の音楽のベースには、東京に出てきて
先生に教わった数々の事柄が今もしっかり根付いています。

最近は、ジャズ・ピアノやポピュラー・ピアノを楽しみ、
街のセッションに出てみたい!自分のライブをしたい!という方が
多くレッスンに来られます。
ご自分でアレンジや即興ができるようになる前に、
まずは『良質の音楽』に触れていただき、そこからご自分の音楽が
広がるためのお手伝いができれば・・と思い、
先生の数々の著作物を弾いてもらっています。
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☆森 健(葛飾区 ジャズピアニスト)
稲森先生は私の師であり、仲人もしていただき、
まるで家族のように親しくしていただきました。
あまりにも大きな存在であり、私の演奏法の多くの部分が
稲森先生によって授けられたものです。
日頃の練習時にも稲森先生の本は手放せません。
ひとたびページを開くと、そこには演奏のヒントや語法、発展・展開と、
まるで、音楽の宝庫が語りかけてくるかのようです。
スランプの時など、何度先生の本に救われたかしれません。
http://inamorimethod.asablo.jp/blog/2016/06/22/8116962
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これ以前の追悼メッセージ


皆様からの追悼メッセージ2016/01/11 22:39

皆さんからたくさんの追悼メッセージをいただきました。そのうちから掲載をご許可をいただいたものをご紹介します。

☆中田美月さん東京都)
今年の9月、1週間ほどニューヨークのピアノのある家にホームステイし、バークリー音楽院のJAZZピアノLessonを受けました。
その時Lessonで稲森先生がアレンジした「LUSH LIFE」を見てもらったのですが、バークリーの先生は私の楽譜を見ながら「とってもいいアレンジだね!ヤストシ イナモリ・・・彼は日本で有名なの!?」と先生のアレンジを絶賛。
なので「彼は私の先生で、テレビに出たり日本一JAZZの楽譜を出版したり、有名人です!」と自慢気に答えました。
そのお話を稲森先生にお伝えしたいと思っていたのですが、Lessonからちょうど1ヶ月ほど経って今回のお知らせを聞き、とてもびっくりし、残念に思います。
今私は趣味でJAZZや音楽に親しんでいますが、そこにはずっと稲森先生が必ず存在します。
先生とのLessonの想い出やたくさん教えていただいた事は決して忘れる事はありません。ご冥福をお祈り申し上げます。


☆小林日出人さん(東京都・ピアノ調律師)
小林様


☆佐土原知子さん(千葉県・ピアノ講師)
このたびの稲森先生の訃報には、大変驚いております。
皆様さぞお力落としのことと存じます。
3年ほど前、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)の取材にお越しいただいた際にも、お元気そうで、よく通る声でしっかりお話しされていたことが思い出されます。http://www.piano.or.jp/report/03edc/our_music/news/2012/08/31_14622.html
まだまだ教えていただきたいことは多かったのですが、先生のご本や教育体系を、今まで以上にしっかり皆さんにお伝えしていかねばと、気持ちを新たにしております。末筆になりましたが、稲森先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


☆庄子香代子さん(山形県・短大講師)
庄子様


☆勝 知代さん(神奈川・ピアノ講師)
昔、大変お世話になりました、鈴木知代(すずきちよ)です。結婚して、名字が勝(かつ)になりました。
先生がお亡くなりになられたとお伺いして、ショックを受けています。先生にもう一度、教えて頂きたかったです。先生に、編曲をさせて頂いたり、お寿司やシナモンロールをご馳走になった日々を忘れません。
看護師、助産師だった私を、ピアノの先生にまで導いてくださったのも、先生のお力です。おかげさまで、いま生徒さんは35名になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。また、今回の事で、改めてジャズを学ぶ決心を致しました。
ぜひ、研究会に入会させて下さい。宜しくお願い致します。


☆山路淳子さん(三重県津市)
山路様