稲森康利ジャズ講座「ポリコード、4thコード」第1回2009/02/10 00:08

2月8日(日)、「ポリコード、4thコード」第1回目を行いました。

稲森康利ジャズ講座は、研究会スタジオができた1992年秋に始めました。
それ以来、教室で使用している「ジャズ理論」や、マーク・レビン「ジャズピアノブック」、フレッド・リプシアス「ツーファイブジャズライン」、ハル・クルック「How To Improvise」など内外のさまざまな著書を取り上げて、稲森先生といっしょに読み進める形で行ってきました。ってきました。

今回は中央アートから昨年出版された「リードシート奏法vol.4」をテキストに行っています。第1回目の今回は、まずテキストの概要を説明され、その後、掲載楽曲の半分以上を次々とピアノで演奏されました。なんといっても「音」があると勉強しやすいです。これは録音すべし!
このほか、今回のテキストとは別に、バップスケールによるヴォイシングを紹介。
稲森先生は1991年から1996年までIAJE日本支部会長をつとめましたが、これは、そのころバリー・ハリスを招いて講座を開催したときに聞いたものとのこと。
IAJE(国際ジャズ教育者協会)は、アメリカに本部を置くボランティア団体で毎年1月、ワシントンD.C.、マイアミ、サンアントニオ、アナハイムなどの一流ホテルに4000~5000人を集めて国際大会を開き、講座や演奏会を行っていました。しかし、昨年春、突然解散。30年以上にわたる歴史を閉じました。破綻の原因は、カナダ・トロント大会の失敗か、金融危機の影響かなど諸説ありますが、本当に残念なことです。
次回は3月8日(日)13時30分からです。途中参加も可。遠い方は録音、資料郵送というかたちでも受け付けています。    (イナモリ・メソッド研究会記)



 


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