第3回東京本部研究会・セッション2020/02/28 22:18

2月22日(土)14時から第3回東京本部研究会・セッションを開催した。
新型コロナウイルスがじわじわ広がり始めているため、アルコールで手指を消毒し、室内換気を行い、殺菌力があるという緑茶を飲みながらの開催だった。
参加者は、池田みどり、木村まり子、高石龍、野々村政世、茂木千加子の5人。

まず、ベーシスト藍沢栄治さんとのセッションが行われた。
高石さんはBirk’s Worksを2つのkeyで演奏。野々村さんはWhen You Wish Upon A Star。私(茂木)はAutumn Leaves。それと、この場を借りて「ジャズピアノスタンダード」からThe Way We Wereも演奏させてもらった。というのも「稲森康利先生の著作を演奏してYouTubeにアップしよう」という企画を会報に載せたものの、まだひとつも掲載されていないので、この機会に皆さんにもう一度お願いした次第。池田みどりさんはWaltz for Debby、Beautiful Friendship(Bossa)、I Loves You Porgy の3曲。演奏現場のピアノをたっぷり聞かせてくださった。
藍沢さんはどんどんほめてくださるので励みになる。また、こうして一流のベーシストと演奏すると、音がどんなに情報量の多いものであるか実感できた。本当に貴重な機会だった。 

休憩の後、稲森訓敏先生の「メジャーマイナー理論」の講義が行われた。今回は先生の指示にしたがって実際に密集配分、開離配分でヴォイシングを行ってみた。いくらか見えてきたように思う。次回はコードの連結方法を学ぶ。
最後に、会員の発表として高石龍さんがレッド・ガーランドが演奏する「Li'l Darlin’」からワンコーラス選んでフレーズ分析した。高石さんも「勉強になりました!」と言っておられたが、発表の準備をすること自体いい経験なので、皆さんぜひ奮ってご参加ください。(レポ―ト 茂木千加子)

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