稲森康利先生の七回忌に寄せて‐稲森訓敏2021/11/14 09:46

2021年10月29日は稲森康利先生の七回忌です。
これに寄せてイナモリ・メソッド研究会理事の方々からメッセージをいただきました。
稲森訓敏
             稲森訓敏(いなもりのりとし)  
       イナモリ・メソッド研究会理事、リュシーメソッド代表 

叔父には色々な意味で多大な影響を受けました。
今考えるに僕がまだ音大に入れず浪人してる時に一番影響を受けたと思われます。
叔父宅に行く度に叔父がアレンジしたばかりの曲をよく弾いて聴かせてくれました。最高のひと時でした。僕の父がジャズバンドのアレンジや指揮をしていたので小さい頃からジャズには親しんでいました。そのおかげで叔父のジャズアレンジの演奏は感動ものでした。それだけでなく色んな演奏家のレコードも沢山聴かせてくれました。ビル・エバンス、ジョージ・シアリング、オスカー・ピーターソン、ミシェル・ルグラン、クラウス・オガーマン、クレア・フィッシャーなど最高のものばかりを聴かせてくれました。
その影響で音大の作曲科に入ってからはクラシックとジャズの融合のような曲をよく書いていました。叔父さんも学園祭の作品発表会にわざわざ僕の作品を聴きに玉川上水まで来てくれ、アドバイスもしてくれました。
現在僕はジャズの道ではなくクラシックの音楽表現法の研究をしていますが、研究に対する姿勢は叔父の多大な影響を受けたおかげでライフワークにまでなりました。
叔父さんありがとう。僕も死ぬまで頑張りますので応援していてください。

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