ジャズ教育界の“ブランド” ― 2010/05/06 22:26
イナモリ・メソッドはジャズ教育界の“ブランド”
稲森先生の講座のとき、質問をしたことがあります。
「先生。まわりのジャズの仲間たちは、私とちがいます。
『あんたみたいに、クラシック音楽のエリートで、きれいな世界ばかり来た人間にジャズなんかできるもんか。もっと、酒飲んで男遊びしなきゃ。』とみんなが言いますが、わたし、18歳でお酒やめたし、男も夫しか好きなヒトいないのでダメですか。」
先生は、汚いことを描く文学者が汚い生活をしなければならないわけではないこと、そして、ジャズはもはや、夜の暗い世界だけの音楽ではないこと、いまや大学で教える普遍的な音楽であること、などを話してくださいました。
「ポピュラーピアノスタディ」《注》をはじめとして、イナモリメソッドの教育法のすべてが、それをはっきりと語っています。従来の「感覚的ものまね」の次元をはるかに脱し、すべての人が、確実に、自らジャズ語がしゃべれるようになり、ジャズ語の「作文」ができるようになっていくやりかたが、この「イナモリ・ブランド」です。
(文:伊地知元子)
稲森先生の講座のとき、質問をしたことがあります。
「先生。まわりのジャズの仲間たちは、私とちがいます。
『あんたみたいに、クラシック音楽のエリートで、きれいな世界ばかり来た人間にジャズなんかできるもんか。もっと、酒飲んで男遊びしなきゃ。』とみんなが言いますが、わたし、18歳でお酒やめたし、男も夫しか好きなヒトいないのでダメですか。」
先生は、汚いことを描く文学者が汚い生活をしなければならないわけではないこと、そして、ジャズはもはや、夜の暗い世界だけの音楽ではないこと、いまや大学で教える普遍的な音楽であること、などを話してくださいました。
「ポピュラーピアノスタディ」《注》をはじめとして、イナモリメソッドの教育法のすべてが、それをはっきりと語っています。従来の「感覚的ものまね」の次元をはるかに脱し、すべての人が、確実に、自らジャズ語がしゃべれるようになり、ジャズ語の「作文」ができるようになっていくやりかたが、この「イナモリ・ブランド」です。
(文:伊地知元子)
《注》「ポピュラーピアノスタディ1,2」は現在「ポピュラーピアノ奏法1,2」というタイトルで発行されています。
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